世の中は日進月歩
整備主任者研修に行ってきました。
午前中 座学にて
4輪 各メーカー 新技術について
自動車の分野でも 安全性 公害対策 低燃費エンジン 快適性を求めるためにも
電子制御の技術が欠かせません。
教本には 制御 センサー モーター コンバータなど 単語の羅列です。
ヘッドライトのHi/Loも 走行状況に応じ 自動で照射範囲を変化させる機能や
電子制御パーキングブレーキ カメラを使っての車線逸脱警報装置 衝突回避装置
誤発進防止装置 等
安全性 快適性 向上のためには欠かすことが出来ない 電子制御の内容でした。
午後からは実技 です。
教材は 日産 マーチ
実技内容は
スキャンツールを使っての インジェクションシステムの診断 および 故障探求でした。
私は 以前から4輪車のインジェクションシステムの診断に 興味がありました。
まずは アイドリング時の 正常データー収集
次に わざと2次エアーを吸わせ 空燃比を狂わせたときの 異常データー収集
各測定項目 例えば 水温センサー‘ 空燃比補正% 噴射パルス幅 msなどの
パラメーターしきい値の変化を見比べる
4輪車と2輪車の違いはあれども
決まった項目の出てきた数値をみて 故障原因の手がかりを見つける手法は
日々の PIAGGIO社のインジェクションシステムの診断と
理論方法は同じです。
国内の2輪メーカーの診断機を使ってのインジェクションシステムの診断も
機会があれば 是非 行ってみたいです。
日進月歩の電子制御の技術に 勉強して 柔軟に変化に対応していかなければいけません。
スクーターイタリアーノ福岡 工場長
田口